2017年9月11日月曜日

30年目の救急の日

おととい9月9日は救急の日でした。
救急の日はやまかわこどもクリニックの前身、山川小児科医院が開業30年を迎えた日でしたので、院長を囲み皆でささやかなお祝いをしました。

今年から院長は29年慣れ親しんだ紙カルテから電子カルテへ強制移行。
最初は慣れないパソコン操作に四苦八苦の様子でしたが、マイペースにがんばってくれています。ひょうきんなおじいちゃん先生はたいへん努力家でもあるのです。



思えば30年前、香川の大学病院から名古屋にうつり開業したころ、すでに兄は
「将来はお父さんのようなお医者さんになる~!」と話していました。
パパっ子の私はそんな兄をうらやましく思っていたものの、医療分野への興味は薄く
結局大学も就職も医療とは全く違う分野にすすんだので、父のクリニックに関われる日がくるとは長らく思ってもみませんでした。
ですので今は、大好きな子どもに関わる仕事をしている という思いと共に、父や家族と共に仕事に携われる喜びもあり、この縁をありがたく思いながら日々過ごしています。

それにしても医療についてはもちろん全く素人で、ド新米の保育士をあたたかく受け入れてくれる当院のスタッフの懐の深さは偉大です。。
分からないこと・知らないこといっぱいで勉強の日々。都度スタッフのみなさんに相談したり、患者さんの保護者の方々から色々と教えていただきながら(汗)何とかがんばっています。



「保育で迷った時は、子どもの気持ちになって考えてみる。
子どもの立場で考えてみれば、自ずと答えはでてくる。」
これは保育士の研修でお世話になったあいち小児保健医療総合センターのベテラン保育士さんからいただいた言葉です。

大人同様、子どもも十人十色、色んな感じ方、表現の仕方があります。
保育士として働き始めたばかりで気持ちばかり焦り上手くいかないことも度々ありますが、これからも独りよがりにならないよう、一人一人の子どもの声や表情に注意深く耳を傾けながら大切に保育の仕事に向きあっていきたいと思っています。
これからも どうぞよろしくお願いいたします。